備忘録。


googleニュースは、当初、速報の反映がいまいち。


Twitter(やFacebook)には東日本大震災の経験があるからこその正しい、かつ、役に立つ情報が多く上がっていた。

  • 不要不急の電話は避ける。輻輳を避けるため、安否確認はSNS災害用伝言板
  • 停電や水道停止は時差攻撃を仕掛けてくることも。
  • 家を出る際にはブレーカーは落とすこと。通電火災の可能性もある。
  • 火気厳禁。ガス漏れの危険あり。
  • 明かりはランプで。ろうそく不可。ペンライトでもコンビニ袋をかぶせれば明かりが広がる。
  • できるうちに携帯やPCは充電を。寝るときはフライトモードを併用するなど電池の減りをおさえる工夫を。
  • 水をできるだけいろいろなところに汲んでおく。浴槽・やかん・鍋……。
  • エレベーター厳禁。長時間の閉じ込めもありうる。
  • 家の中でも靴を履く。今は大丈夫でも余震でガラスが割れたりものが散乱したり。
  • 落ち着いてから、ガソリン、日持ちのする食品、生理用品等の確認。
  • 暗いうちにむやみに動きまわることは危険。安全なところで夜明けを待つべし。
  • 被災地にいる人は、身の回りが特に問題なくても、SNS等で「無事であること」をとりあえず告知しておくと、遠方の家族・知人等に無用な心配をさせず電話網の混乱も避けられる。
  • SNSで被災者になにか情報を伝えたいなら写真や動画は回線負担が大きくなるので避ける。
  • 地元の情報はテレビよりもラジオ。特にコミュニティFM
  • 現場情報をRTするときにはいつ発信されたものかに気をつける。できれば公式RTを使う。
  • テレビやツイッターを遮断することも時には重要。これは被災者だけではなく。


日本、捨てたもんじゃないという感覚。ちゃんとみんな学んでるし、ちゃんとみんな助け合おうとしている。社会が進歩しているという感じ。嬉しいという言葉は今は不謹慎なのかもしれないが、でも、嬉しい。この国は、まだまだ捨てるには惜しい国。みんな、それぞれがそれぞれでできることをがんばれるというのが、この国のいいところ。


NHKがネットでニュース動画をそのまま配信していたことに感動した。これぞ社会が進歩している、人類が学んでいるという証。


役所の動きが速かったことに安心した。益城町役場の駐車場に中継が入るのが早かったことの安心感は大きい。


寒い時期ではなかったこと、雨降りではなかったことに少し安堵。不幸中の幸い。


遠く離れた安全なところからテレビにかじりついて感想を述べているのは野次馬と同じ、とのツイート。同感。自分がそうなっていないかを強く考える。


九州にゼミOBをはじめ知人も多い。1000人を超えるフォロワーがいれば波及効果も含めある程度発言の影響力もあるだろうし、その中には学生もいたりするので、彼らに正しい情報を伝えること(同時に伝え方を教えること)、また、安心させることも、仕事のうちと言えば仕事のうち。なにより「(自分のメインの研究領域ではないとはいえ)震災関連の研究をしているもののはしくれ」として、必要だと思われるツイートだけはするように、その後もした。葛藤を持ちつつ。野次馬になっていないだろうか。意味はあるのだろうか。等々。村上先生(むーにょん)のFacebookの投稿量と自身のものとを見比べたりしながら。


「浅生鴨」さんのつぶやき

メディアは機能しているし、行政もきちんと動いている。ネットでも公的なアカウントが正確な情報を流している。この状況の中で、遠く離れた場所にいる僕に今できることは少ないし、きっとこの先、できること・やろうと思うことはたくさん出てくるはずだから今は静かにします。どうかみなさんご安全に。


NHK_PR1号の中の人」のこの呟きが、大きい。どうすれば悟れるようになるのだろうか。どこまで自分がやって、どこからを人に任せるか。関谷さんの顔をちらちらと思い浮かべつつ。結局なにもできてない気もする。自分はどうやって社会に貢献するのか。